ただ階段。純粋に階段。それ以上でもそれ以下でもない。だれも上り下りしない、でも階段…。
またまた見つけてしまいました、謎の階段。とある公園にひっそりと立っておりました。それにしても人はなぜ、こうも階段が好きなのか?
第2回目の発見伝でお伝えした階段状の物件、あれはあれで用途不明にもかかわらず、何かの役目があっただろう(または「あるだろう」)という雰囲気がひしひしと感じられました。しかし今回の階段はそういうオーラゼロです。何のために立てられたのか…。
よくよく見るとチョット変形した階段です。階段の幅が上に行くほど広くなっています。上りづらいと言うより、上れないと表現した方が近いか…、枝は生い茂ってるし。そういう意味では実用として立てられたというより、純粋なオブジェなのかも知れません、しかしここが「箱根彫刻の森」ならいざ知らず、ゾウさんの砂場があるちっちゃな公園ですからね、ある意味アバンギャルド。素敵です。単体としての魅力もさることながら組み合わせの妙を感じます。そしてなぜか悲哀のようなものを感じたのは、一人佇んだ夏の終わりのことでした。